北東ベトナムと中国を結ぶ新たな生産・物流点点
首都ハノイ・ハイフォン・クアンニン省とベトナム北部経済3角形の中でクアンニン省は重要な役割を担っています。
UNESCO世界遺産に登録されているハロン湾やベトナム国内唯一中国との国境を有しているクアンニン省は新たな生産・物流拠点として注目を集めています。
概要
生まれ変わるベトナム北部の注目拠点
ハイフォン市と共に近年目覚ましい成長を遂げるクアンニン省はベトナム国内での新たな投資先として注目を集めています。
2020年に制定されたクアンイェン経済特区を皮切りに、これまでの観光業中心の産業から、生産・物流拠点に特化した新しい省へ生まれ変わります。
クアンニン省の物流インフラ環境について
新しい投資先を決める上で、付近の物流インフラの整備状況を理解する事は非常に重要な点です。
クアンニン省では現在ベトナム国内最長である264kmもの高速道路が張り巡らされており、首都ハノイおよびハイフォン市とも結ばれています。また中国国境までも直接接続されており、物流拠点としての魅力が注目されています。
さらなる特色として、現在クアンニン省では213もの港(貨物港数174、一般港数39)と103の運河を有しているほか、バンドン国際空港といった空路も整備されています。
投資家への各種サポート
クアンニン省では地方政府の手厚いバックアップの元、投資に当たっては法規制などの細かい疑問点・懸念点を丁寧にサポートする体制が整っています。
省の成長率を表すProvincial Competitiveness Index(PCI)は3年連続一位となっており、新たな投資先としての頭角を現しています。
クアンニン省のPCI推移
クアンニン省についての資料
JLL社より発行されている”Quang Ninh - The future strategic corridor between Northeast Vietnam and China”より、ベトナムでの新たな投資先であるクアンニン省の投資環境について解説を行っています。